KORANIKATARU

子らに語る時々日記

二ヶ月ぶり、ジムで呻いた

ジムを訪れたのは3月20日以来のこと。 2ヶ月以上にわたりジムなしで過ごしたことになる。 その間、家内と武庫川を走り、六甲山に登り、最近はひとり淀川沿いを走っていた。 季節を感じ自然にも触れることになって心に好作用もたらされたことは間違いないが、…

ワンワードで認識が様変わりする

土曜の午後、王寺を訪れた。 そこに顧問先があり、仕事で出入りしかれこれ10年になる。 その間、長男が王寺の中高に通って卒業し、王寺の名店鶴亀は先ごろ閉店となった。 たまに訪れる程度の地であるが、息子の学校がそこにあれば自然、思い入れが強くなる。…

仕事人の疲労管理

このところ忙しい。 だから疲労をためぬよう早めに手を打つ。 寝る前、疲労が出やすい場所に冷湿布やロイヒを貼り、だるさを感じればマッサージ屋に足を運ぶ。 家に帰る道すがら風呂につかるし、できればサウナで汗を流す。 金曜夕刻、一週間の業務を無事に…

親は単なる子の踏み台

間もなく家というところ。 打撃音が聞こえた。 もしやと思って目を向けると、公園の照明の薄明かりのなか二男の姿が浮かび上がった。 縦横無尽に駆け回り、随所でボールを強く打つ。 打撃音が高らか鳴り響く。 それで心弾んで一日の疲労が癒えていった。 だ…

ひとつ屋根の下の奇跡の物語

一日一日が慌ただしく過ぎていく。 だから気づかぬうち、結構な量の疲労が降り積もる。 それで水曜の午後、にんにくラーメンを食べた後、マッサージを予約した。 やはり指圧は素晴らしい。 身体を横たえ背中を押され、わたしは思う存分その心地よさにひたっ…

古くからの飲み仲間

食べたい。 そう頭に浮かんだものを朝昼食べる。 ほぼ無思考、畜生レベル。 夜も同様。 ただ、ほんの少し理性が意見し大事をとって飲み屋は避ける。 消去法を勝ち抜く王者は決まってコンビニ。 毎夜そこで惣菜とビールを買って仕事後、職場で憩うことになる…

すべてが移ろっていく

その昔、足繁くプールに通っていた。 仕事を終えて泳ぐだけでなく、通勤バッグに水着を忍ばせ出先にプールがあれば水に入っていたので、プールに耽溺しているも同然と言ってよかった。 当時は思った。 この世からプールがなくなってしまうとどうなるのだろう…

見ているだけで十分楽しい

日曜も午後から淀川河川敷へと向かった。 様々な野球チームの練習風景を横目に走って、野球の魅力を再確認した。 単なるキャッチボールであっても惹きつけられる。 だからノックの達人などを目にしたときには、ついつい足が止まった。 自在にバットを振り回…

したいと強く思う順にこなす

朝5時前には朝日が差してわたしも活動を開始した。 よく訓練された隊員みたいに5分で身支度整え玄関を出た。 門を開ける際、もしやと思ってクルマに乗り込みエンジンをかけてみた。 案の定、エンプティに近かった。 給油はわたしの役割。 そのままアクセル…

人生の吊橋時代

何やかやと忙しく土日も仕事で潰えるが、元々はそんな過ごし方が標準だった。 あちこち出かけて遊び回ってもただそれだけのこと。 この歳になれば無為に遊ぶより求めに応じて仕事する方が、命の用途としてはるかに適切と言えるだろう。 そしてその分、家内が…

大漁旗はためく好漁場

木曜夕刻。 仕事を終えてサウナから出たとき家内から写メが届いた。 二男がうなぎを食べている。 美味しいと言って喜んで、ご飯をお代わりしたという。 うなぎは最強のスタミナ食。 いっぱい食べて勉強がんばれ、との伝言を家内に頼んだ。 時刻は午後7時。 …

阿呆となって解き放たれる

出先から事務所に戻る道中、うなぎ屋の前を通りかかった。 息子の大好物である。 せっかくだからと、うなぎ2尾とキモ1舟を買い求めた。 家内も喜ぶに違いない。 夕刻を過ぎ業務を終えた。 後は自由時間。 好きに過ごして構わない。 仕事後の満足感にひたり…

寂しさの尽きた向こう側

早朝出かけて夜も遅くなる。 朝と昼は手近な店で済ませ、夜はコンビニで買ったものを事務所で食べる。 土日もそうであるから、ちょっとした単身赴任のようなものである。 仕事を終え、コンビニで買ったビールを飲みつつそう思う。 たった数日こんな暮らしが…

スイカのおいしい季節

いつか仕事が楽になる。 そう思っていた。 実際、この歳になって仕事の負担はかなり軽減された。 しかし、当初夢想していたのは負荷からの完全解放。 無重力とも言える状態をあてこんでいたので、マシにはなったが楽になったとはとても言い難い。 その昔、体…

ひとつがいの野生の声

日曜日、することがない。 月曜を先取りし仕事でもしようと思うが、その気持ちを抑えた。 駆け出しの頃は土日も祝日もなかった。 年季を積むほど余裕が生じ、最近では平日にさえ暇があるという状態になった。 余裕ができてはじめて、休日の大切さを痛感する…