月曜、火曜とお酒を飲まず静かに過ごす夜、電話が鳴った。 息子からだった。 もう深夜という時刻であるから、一瞬身が凍った。 本を脇に置いて電話に出ると、明るい声が聞こえた。 全身の強張りはたちまちのうち溶けてほどけた。 いま、飲んだ帰りとのことだ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。