KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

定番の口喧嘩できる相手は連れ合いたった一人である。

移動中メールで家人と軽く口論になる。 こっちが是で相手が非、立場をそっくり入れ変えて見れば向こうが是でこちらが非。 やりとりを俯瞰すれば双方同じような趣旨のことを言っている。 それで気づいた。 うまくいかないような何事かの原因を身近にいる相手…

仕事のストライクゾーン

ストライクゾーン、といつも自分に言い聞かせる。 すべきことを一時に同時並列で思い浮かべると気が塞ぎ息が詰まる。 時間的なストライクゾーンをイメージし、内外角高低と緩急つけて投げ分けていく。 一度に一球ずつしか投げられないが、とにかく投げ続けれ…

明日タイガース戦チケットは誰の手に

甲子園口の焼鳥の名店は今日も大繁盛であったが列に並んで何とか2千円以上分の焼鳥は確保できた。 子等の喜ぶ顔が思い浮かぶが量が足りない。私と家内が我慢するしかない。 十一屋でワインを買い帰宅。 風呂上がり琉球畳の我が家の和室は冷房と絶妙にマッチ…

王道と邪道

1 指の腱は骨より時間がかかるようだ。ブランク考えずいきなりラグビーで張り切ったのがいけなかった。 これで野球部の練習も参加できなくなった。一ヶ月はボールを投げられない。 夏休み、朝から晩まで野球三昧と意気込んでいた長男であったが叶わなくなっ…

ニンニク注射と阿倍野正宗屋

疲労を感じたので家内に頼んで昨晩ニンニクを煮たり焼いたりしてもらいいくつも頬張った。しかしこれらニンニクはいくら咀嚼しようが抜群の吸収力を誇る我が胃腸群を通過しようがはかなくグッバイほとんどが外に出て行ってしまう。 ここはやはり田中内科クリ…

自分がアリンコさんだと思えば何であれどうってことない

降ったり止んだりするなかクルマを走らせ空は灰色の分厚い雲に覆われているのに一瞬一重瞼のような裂け目から鋭い眼光みたいな太陽が覗きみえ、宇宙にはそれこそ無数に太陽のような星が存在し、確率的に考えて地球外にも生命体あるのが当り前であるだけでな…

鬱蒼とした月曜日の森の中へ

休み明け月曜の憂鬱と無縁でいるコツは、日曜にとことん仕事することであろう。 仕事をがっちりグリップしたまま溌剌と月曜を迎えることができる。 憂鬱な月曜日をヘラヘラ流して許される余裕がないのであれば前倒しして自主的に日曜を月曜に、そして毎日を…

ラグビー復帰の顛末は。

今朝明け方タスクノートに記載した4つの、とても気の重くなる課題がいま仕上がった。すっーと肩が軽くなる。 子らからそれぞれの日曜についての情報がiPhone通じ伝わってくる。 例の如く釣りに興じていた長男であったが視線の向うで繰り広げられるラグビー…

仕事中はうんともすんとも言わない埴輪が笑った

作成書類量がやたらと多くそのような場合は現在地点やゴール迄の距離を意識せぬよう顔面の力を抜いて半ば間抜け面にて「無」の境地を維持するのが奥 義であるが、二男からPathを通じ「ラグビーの練習はじまるわ、頑張る」とメッセージが届き、埴輪のような無…

相手のことを思う

1 ケーブルテレビのCMはクドくて長い。 さっきからずっと腹筋を鍛える器具についてその効果のほどを延々と連呼している。 引き締まった腹筋の実例が映像にこれでもかと繰り出される。 腹筋なんてよっこらしょと横たわれば誰にだってできる。 場所もとらない…

食べ物に手を合わせる

土曜午前、事務所でテレビ流しながら作業していると各地行楽地の名産などが紹介され、こんがり焼けた肉が現れればわーとよだれ混じったような歓声が上がり、鍋ぶた開けて魚の丸焼きが姿を現せば、おいしそうーと身もだえするような声が画面の向こうで広がる…

大原商会

大原商店ではなく「大原商会」である。 業界ごと地域ごとに凄腕は存在しそこそこ名を馳せる。 中には地域を超えて突出し広くその名を轟かせる。 大原商会の店主である青年は、類まれな食に対する感性を有し、それだけでなくえっと驚くインテリでもあり、その…

エディンバラ

旅サラダでいまエディンバラの映像が流れている。かつて新婚旅行で訪れ、ミリタリー・タトゥーを観てきた思い出の地だ。 しかし何も調べず行き当たりばったりで旅する私の流儀で新婚旅行も押し通したので、ここは見逃せない、遥々来たなら必ず見ておくべきだ…

きょうクリいんちょブログのベストエントリ

きょうクリいんちょうブログの中では「映画と僕」というエントリが最も気に入っている。 ブログを読むことが人物へのアプローチだとするなら、きょうクリブログについては、このエントリから入るのがいいのではないだろうか。人柄を汲む上で示唆深いエピソー…

今日も素晴らしい日となりますように

1 朝3時、支度しようと起き上がると二男が目を覚まし寝ながら手を振ってきた。 静かに手を振り返し寝室を出る。 昨晩、勉強の中途でダウンし仰向けになってのびて昏睡していた長男もいつの間にかベッドに移動し寝入っている。 今週はエブリデイ、朝4時の事…

角度変えれば全てが変わる。

電気を消し寝室のテレビを棚からおろして床の上にでんと置く。 ベッドのマットを床に敷いて寝転がりそのまま地べた目線で二男と並んでテレビ観る。 見慣れた我が家がどこかの民宿の一室になったかのよう。 仲睦まじく過ごす二男とのひと時が新鮮だ。

やはり彼は早稲田であった

もっさいがしかし器がでか目で頑丈、頼り甲斐ありそな男子と出会って彼らは早稲田かと直感したところ案の定であった。 帰宅後、家内がミキサーで作った冷製かぼちゃスープの旨味に深く感じ入りつつ早稲田的男子の醸し出す居心地の良さの余韻に浸るのであった…

近所で起きたひき逃げ事件

1 夕刻、帰宅する。 家には誰もいない。 かつては私の帰りが一番遅かった。 しかし部活に塾にプールにヨガに買い物その他各種交友関係のお付き合いなどによってみな巣に戻る時間が徐々に遅くなっていく。 長男はおらず、二男もおらず、家内もいない。 用意…

真夏に冬物のズボン

夜半まで宿題にかかりいつもより寝坊した長男がこの猛暑のなか何をトチ狂ったか冬物のズボンをはいて学校に向かったという。 やりきれないほどに暑いに違いない。 我が身を責めそれでは足らず世を恨みさらには万物の壊滅を切望する。 理不尽な暑さは人を錯乱…

夏は水キムチ。ビールより美味いのではないか。

帰宅するが家はもぬけの殻。 家族はアマラーゴで水浴びを楽しんでいるようだ。 昨日仕入れて来た水キムチだけが冷蔵庫で大人しく主の帰りを待っていた。 乳酸菌を多く含みカラダにいいと最近話題である。 カラダにいいかどうかはともかく、夏の熱射でうすら…

塩水飲ませる仕事

1 土用の丑の日が近づき寺田町にあるうなぎの名店船屋は繁忙の度合いが凄まじく、残念ながら家族揃ってゆっくり食事という場として選択肢から外す他なかった。 中国共産党の綱紀粛正のため習近平が公布したぜいたく禁止令について長男が語り、それが足を引…

河内長野市のいま

ちょうど一年前、島田智明が河内長野市長選に名乗り出た。 その意気やよし、と星光の同期はじめ先輩後輩ら一丸となって彼の選挙活動を応援したのであったが、かつての藤井寺球場の近鉄ロッテ戦の白けきった静 まり具合を彷彿とさせるほどの無関心の壁には為…

自由が一番大事だろう

1 唐突な死の報せであった。 その朝、電話で話したばかりである。 話している最中に他の電話がかかってきたので、また後で、と不躾に電話を切った。 その際のやりとりが蘇る。 間接的な情報が届いただけであり死因は不明のまま、しかしこの唐突さは自殺に違…

ワンダフル・サタデー

1 二男のiPhoneにショートメールを送る。 西九条にある花壱というつけ麺屋が結構うまかったで、と。 即座に今度連れて行ってと絵文字付きの返信がくる。 返信者は二男に成りすました家内だ。 ラーメンを食べたことが明るみとなってしまった。 口は災いの元…

「へ」の字の法則

1 家内に買ってもらい気に入って履き続けたアシックスの運動靴の左肩部分が破れ、裂け目から靴下の紋様が覗き見える。 若かりし頃ならいてもたってもいられず、そんな靴では恥ずかしくて外出などできるはずもなく、新品買うまで引きこもるという風になって…

誕生日に暴力について考える

1 7月10日で44歳となった。 惑い憂うばかりの40代半ばである。 明け方、レギュラーが150円を突破したガソリン価格の表示を見つつセルフ給油する。 たまに飲みに出かける以外は仕事だけする44歳近況である。 暇でする事がなく倦んでだるい、このように生あ…

わが子のベストショット

赤穂坂越の川だったろうか。夢中で川潜りする二人である。

コンビニでバイトするわたし

1 昨晩、寝ぼけ眼で、長男が心配そうに聞いてくる。 夢のなか、私がコンビニでアルバイトしていたという。 我が家の家計は大丈夫だろうか。 通学定期がもうすぐ切れるが、そのお金はあるのだろうか。 二男も起き出し、夢なんてアテにならない、正夢なんて滅…

端的に説明できない何か

1 先週、仕事が早く終わった日があり、義父に声をかけ近場のお好み焼き屋で瓶ビールを飲みまくった。 10本空けようと意気込みぐいぐいペースで飲み進めるが、20代ならいざしらず40を越えた代謝では、5,6本でお腹たっぷたっぷとなる。 義父の人柄の賜物で…

やがて来る大奮闘の日々に向けて

1 週末旅行に出かけていた家族が戻って来た。 長男はつり三昧だったという。 夜明けとともに海に入り、釣りやすいように設えある釣り場は拒否し、視認してここだという場所でただ一人腰まで浸かって釣り糸を垂らす。 何時間もそのように、太陽をも跳ね返すほ…