今月は当分のあいだ忙しい。
週末も仕事に献上しなければならない。
それで旅行もままならない。
昨年の3月も忙しかったが、それでも琵琶湖や福井を旅することができた。
今年の忙しさはその比ではない。
だからとてもではないがあちこち出かけて遊ぶということが叶わない。
であれば、積極的に家にこもってその時間を有効活用するのが賢明というものだろう。
住めば都。
じっとしていてもそれはそれで楽しいに違いない。
家内にこれといって推し活はない。
二人の息子については「推す」といったレベルでは収まらない。
強いて推す対象を挙げるとすれば、うちの「家」ということになるだろうか。
その昔、人生の先輩とも言える方に教えられた。
男性にとっては仕事が居場所だが、女性にとってはそれが家になる。
それでわたしは家の重要性を思い知り、家内の考え方がよりよく理解できるようになった。
そんな家も長く住めば細かなところに種々ほころびが生じる。
屋根外壁水まわりその他もろもろ。
日々の暮らしの中、見過ごしてしまうような小さな変化であっても、改めて注意を向ければ積もり積もって手当が必要という域に達しているのだった。
ではこの際、修繕しよう。
そうなった。
善は急げで早速パナホームの人を呼び相談し、更に住みよい環境を目指すことになる。
この3月、わたしたちは大切な居場所にしっかり向き合うことになる。
もちろん、それは大きな喜びを伴うものだから、家内はとにもかくにも張り切っている。
そうこうしているうちに桜の季節がやってくる。
いい感じで内と外も見違える。
とても素晴らしい春を迎えられるような気がする。