公立小中学生の暴力行為は私達の頃に比べ大幅に減少しているのだと思っていた。今朝の毎日新聞読み驚かされた。件数は右肩上がりで増え続け10年前 の2倍 にもなっている。大阪が全国ワースト。子らが荒廃しているのだとすれば社会は成熟化のド反対、未熟化の一途を辿っているということなのだろうか。
貧困が暴力という影を落とす。人類普遍の原理だ。公立小中の暴力事案が増加し続け十年前の二倍になったなど責任者出てこいと人生幸朗師匠の叫ぶ声が 聞こえ てきそうなものである。夢の21世紀まさか子供の暴力が増え続ける世になるとは想像もしなかった。虚飾剥げばこの通り何と無様な社会なのだろう。
着々と貧困化が進み社会の格差が広がっていく。それら両岸を行きつ戻りつする橋は限りなく細くなりもはや分断されつつあるという様相だ。社会がます ますそ うなっていくという前提に立てばとても呑気になど構えていられない。子供たちにできることの最善を尽くすしかないと今夜焼肉食べつつ家内と話す。