最後の体育祭を前に長男の友人らが泊まりに来た。
彼らがはじめて体育祭に参加したのは中1のとき。
舞台は京セラドーム。
彼らにとって最も鮮烈に残っている記憶は、最後の体育祭に臨む高校3年生の姿。
強く大きく格好良く見えた。
あっという間、当時の中1が高3となって最後の体育祭を迎えることになる。
そう思うと感慨深い。
紆余曲折ありながらも、ここまで導いてくださった先生方に感謝の念が湧いてくる。
ほんとうによくしていただいた。
先日、遠足の集合写真が配信されてきた。
USJを背景にクラス皆が肩寄せ合い、横に並んで笑って写る先生の姿があった。
生徒らを我が子のように見守ってここまで大きくしたのだといった気概のようなものがその笑顔から読み取れて、更に信頼感が強まった。
おそらく普通の学校とは比べ物にならない。
生徒に向き合う西大和教師の熱量は桁違いなのではないだろうか。
加えて、父兄の声にも耳を傾ける。
一度や二度ではなく何度でも。
だから当然、親として言うことなし、となる。
雨の水曜。
今日が最後の体育祭。
家内はこの学校の縁でつながったママ友らとビスタルームに陣取ってその姿を見届ける。
賑やか話して盛り上がり、最後には母ら揃って泣くのだろう。
そんな姿が容易に想像できる。
素晴らしい学校に巡り合え、母子に渡って友を得た。
涙なくして語れない。
追記
披露されたダンスがあまりにキテレツ過ぎて目が点になり涙出る余地など全くなかったそうである。
ちなみにそのダンスが優勝したというから泊まり込みの成果あったということだろう。