KORANIKATARU

子らに語る時々日記

金太郎と桃太郎

湯をあがり、炭酸水で喉を潤す。

夜10時過ぎ、休憩スペースは人もまばらだ。

 

中年夫婦が一組いて、場違いに大きな声で話している。

地元の商店街、二人して店先で仕事しているといった夫婦に見える。

 

カイトは風邪ひとつひかないがリクトはしょっちゅう鼻を垂らす。

 

要約すれば一行で済むような話を、夫婦でバリエーション変えつつ際限なく話し合っている。

 

微笑ましい。

 

わたしだって家内と話す内容は似たようなもの。

 

長男はこうで二男はこう。

二男はこうで長男はこう。

 

世界で一番楽しい話題と言えて飽きることがない。

 

互い最愛のものが共通している。

風呂屋で楽しげ話す夫婦と同じ。

うちの場合は金太郎と桃太郎。

 

かれこれ十数年同じ話題で盛り上がり、おそらく老いた先でも話が尽きることはないだろう。

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Thomas Hoepker, Two boys in rural Portugal, 1964.