各点が一箇所に集結。
そうなる日が楽しみだと昨日の日記に書いた。
やはりどうやら、書けば叶う。
運転免許合宿を終えた男子らが今夜うちに集まり一泊することになった。
一日遅れで筑駒の二人が今日北播での合宿を終える。
夕刻、うちに荷物を置いて皆で梅田に出るという。
食事して風呂に入ってくるというから二男定番の流れと言えた。
緊急事態宣言も明けたから、宿はうちとの定番もついでに復活することになった。
星光生3人と筑駒生2人の計5人。
来客は京大生が1人に東大生が3人、うち2人が理三でそのうち1人は首席。
いままでうちにやってきたなか最強頭脳を迎えることになる。
だから凡夫がソワソワするのもやむを得まい。
この日、一足早く合宿を終えた二男は晴れて免許を取得した。
初乗りの行き先は、芦屋の阿部レディースクリニック。
最強教官の家内を助手席に、初心者マークを貼り付けて二男がハンドルを握った。
西宮から芦屋にかけてはどこを走っても交通マナーがすこぶるいい。
試運転には最良のコースであった。
クリニックを後にし助手席に座った家内が言う。
阿部院長はほんとうに優しい。
いつも予約がいっぱいで、待合の座席も足りないくらい来院者が引きも切らないのも頷ける。
星光生はだいたい優しい。
運転席に座る二男はそう言った。
夕刻、芦屋のインドカレー屋にわたしも合流した。
合宿中のエピソードがいろいろと語られた。
星光側の東大生が首席を試すがごとく問題を出したという。
自分では歯が立たなかった数学の難問をいくつも出題してみたところ、せいぜい長くても考えること30秒。
まるで一休さん。
水面をはねる小石のごとくの軽快さでペンを走らせ、あっという間、幾つもの解法で正解を導いて見せた。
星光生も全員が多少なり数学に覚えのある面々であったから、それら奇跡のような所業に唖然とするほかなかった。
その他、楽しいエピソードが満載。
初日に息子が吐露した絶望感はいったいどこに行ったのやらという話であった。
合宿所では各自個室があてがわれたが、彼らは毎夜二男の部屋に集まりそこで寝起きした。
場面変わって、今後は折りに触れて息子の下宿かうちに集まることになるのだろう。
コロナが収まれば、長男も大勢連れてくる。
二男もそう。
わたしにだって33期にいっぱい友だちがいる。
で、思い当たった。
いまのテーブルでは大きさがぜんぜん足りない。
倍は要る。
早々に買い替えようとカレーを食べつつ話が決まって、やはり心は浮き立った。
息子らは巣立ったが、今後しゅっちゅう友だちを引き連れて帰ってくる。
様々な交流の深まりにうちが一役買う訳であるから嬉しい限り。
この先まだまだ楽しみが尽きない。