KORANIKATARU

子らに語る時々日記

帰りの電車、行き先は週末

東大阪での業務を終えて夕刻。

そろそろ終業という頃合い、家内から連絡があって梅田で待ち合わせた。

 

阪神百貨店が先ごろリニューアルしたばかり。

少しぶらつこうとの誘いだった。

 

金曜の夜、エスカレータで上から下までそぞろ歩いて感じた。

噂通り、見違えた。

これだと阪急。

統合して以来、阪神は徐々に阪急へと変貌しつつあるのだった。

 

食品売り場の充実はもっと凄い。

家内がそう言うので、散策の終着点は地下食となった。

 

いろいろな店が新設されていて目移りしてしまう。

フロアを二周くらいしてようやく今夜はタイ料理にしようとの合意が形成された。

 

まあ、たまにはいいのでは。

家内がタイ・ワインをボトルで頼んで二人でグラスを傾けた。

お酒を口にするのは、わたしにとってほんとうに久々のことだった。

 

この日、家内は京都を散策していた。

買ったものを見せながらそれらにまつわるエピソードを家内が語って、わたしはふむふむと耳を傾けた。

 

運ばれてくる料理がどれも美味しく、それらが会話の盛り上がりをブーストする役目を果たした。

かつ、店の雰囲気がとてもいい。

梅田のど真ん中にいるはずなのに、リゾート感があっていいリフレッシュの時間となった。

 

店を出ると、そこはやはり見慣れた梅田だった。

が、その光景が新鮮なものに感じられた。

たまに趣向を変えての夕飯もいいものである。

大阪駅からJRに乗り、週末に向け夫婦仲良く帰途についた。

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2021年12月10日夜 阪神バル横丁 タイ料理 クラビ・バイ・チェディルアン
タイは微笑みと黄金の国、だからか写真が光っている