KORANIKATARU

子らに語る時々日記

親としてこんな嬉しい話はそうそうない

東京にて息子が良き出会いに数多く恵まれた。

それが親として何より嬉しい。

 

先日、大学の友人がする述懐を耳にする機会があった。

彼はうちの長男のことを親友だと言った。

 

彼自身は内向的で考え込みやすいタイプなのだという。

一方の「親友」は何事にも積極的でまるでエネルギーの塊のよう。

 

最初は度肝を抜かれたが、その魅力に惹かれ親しく付き合い数々の好影響を受けた。

 

考えすぎるくらいなら行動する。

そして成功は行動が伴わないと得られない。

 

親友の在り方を真横でみて彼はそう痛感した。

そして、周囲に幸せをもたらすのも行動力があってこその話なのだと知ることになった。

 

「あいつならどうするか」

いまでは長男の在り様が彼のなか一つの思考の軸になっているのだという。

 

二人はお互いを通じ、一方が積極性を、もう一方が思慮深さの大切さを学んだ。

 

このように、いい友人がいれば互いが補完し合うという好作用が生まれる。

結果、短所は間近な手本から示唆を受けて補正され、長所は得られる肯定を糧に更に伸長する。

 

親元を離れた地にて「そのようなこと」が起こっていたのだと、その述懐から知った。

親としてこんな嬉しい話はそうそうない。

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