凍えるような寒さが続き交通機関にも大きな影響が及ぶ。
こんな週末は地元で大人しく過ごすべきだろう。
振り返ればこの一週間も瞬く間に過ぎた。
整理してみると、その充実度がよく分かる。
英語の勉強に取り組む家内をみて、かつて二男が不思議そうに言った。
50歳を過ぎても努力するんや。
そうそう何歳になってもよりよい明日のために。
わたしたちはぼんやりと過ごすということがない。
もともとわたしは怠け者だった。
家内の影響を受け、ちょっとはマシな人間になったということができるかもしれない。
月曜日。
家内は韓国料理の教室に参加し夕刻はインディバを受け、わたしの分も予約を入れてくれた。
わたしは仕事後、ひとりでジムで過ごして泳いで筋トレをこなした。
火曜日。
きじ歯科での受診を終えた家内と事務所近くで一緒に昼を食べ、わたしは業務のため箕面に向かった。
一方家内は箕面の問屋で家まわりの必需品の買い物をこなし、その足でわたしを迎えに来てくれた。
帰途、よい焼き鳥屋との出合いがあった。
水曜日。
家内は花屋の教室に出かけた。
業務を終えて夕刻、家内と合流して一緒にジムへと赴いた。
夜は家で鴨鍋。
鴨の出汁で茹でた蕎麦が絶品だった。
木曜日。
家内は和食の料理教室に出かけ、豊中の高島屋植物園で植木類などを買い求め、帰途、箕面まで迎えに来てくれた。
その夜に訪れたイタリアンのシェフが天才だった。
金曜日。
家内はエステとネイルのため梅田に出かけ、帰途、野田阪神で週末の食材を調達した。
わたしは瓢箪山にて業務し帰宅。
あまりに寒かったので、ふたりで示し合わせてジムをさぼった。
先日、イタリアンの店で隣席のカップルが「北斗の拳」のラオウの話をしていた。
男性が女性に言うには、最後はラオウとユリアが幸せに暮らした、とのことだった。
そんな筋を聞いたことがなかったのでわたしの耳はダンボになりかけたが、詳細を聞き取ることはできなかった。
ともあれ誰かが幸せに暮らしたというのはいい話である。
わたしはラオウにはほど遠く、家内もユリアからはかなり遠い。
が、まあ幸せに暮らしたと息子たちに伝えることはできるだろう。