KORANIKATARU

子らに語る時々日記

家風呂より銭湯

家内が言う。なぜ家の風呂に入らないのか。家の風呂も悪くはないがなみなみとした水量の湯船、熱っと声漏れる程の高温の湯、湯あがりの石鹸の匂い、外に出たとき折々の季節感じさせる空気の清涼感、今時分なら丁度金木犀の香が秋の深まりを際立たせ、このような要素要素が家湯を凌駕しているのである。