KORANIKATARU

子らに語る時々日記

夜はドラマにうつつを抜かす

時が時だけに、人の出入りが多い時間帯でのジムは控えよう。

夫婦でそう話し合い、この日もアフターファイブをのんびり過ごした。

 

夕飯の量は控え目。

サラダが前菜でその他は牛肉の小皿と鶏団子スープのみ。

昆布と塩だけで味付けしたというスープに野菜の旨味が行き渡り、とても美味しい。

デザートはイチゴ。

少ない代わり、栄養は満点と言えた。

 

食後は待ちに待った『SKYキャッスル』。

家内と横並び座って第18話を見始めた。

 

話は最終盤。

夫が妻を罵倒する。

「欲を捨てろ」。

 

妻には妻の事情があった。

セレブの家に嫁ぐため嘘に嘘を重ね、娘の受験の成功が自身の存在証明と一体となっていった。

 

だから何としても娘を一流大学に合格させねばならず、もし万一失敗すれば、自身はどこの馬の骨とも分からぬ卑しい存在に舞い戻り生き恥を晒すことになる。

 

だからどれだけ良心の呵責に苛まれても、その欲を簡単には投げ捨てられない。

欲と呵責が綱を引き合い、欲に目が眩めば背負う呵責は耐え難いものとなり、良心に従えばこれまでの努力がすべて水の泡になる。

 

見る側からすれば答えはシンプル。

人として正しい答えはひとつしかない。

 

しかし、目先の欲が視界を曇らせ数々の思惑が交差するからとても一筋縄では方がつかない。

 

内に潜む感情が激しくぶつかり合って取っ組み合う。

そういう意味ではアクションものと言え、そのアクションに凄みがあって随所で息を呑む。

こんなドラマは見たことがない。

 

そして、いよいよ金曜夜は第19話。

激しく続いた感情劇場も今回で大詰めを迎える。

家内と二人、今夜もテレビに釘付けとなる。 

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