KORANIKATARU

子らに語る時々日記

深夜、食卓が最高潮に達する

今夜は鍋にする。

家内がそう言ったので、仕事とジムを終えたあと、とらふぐを買って帰途に着いた。


冬は鍋。

夫婦で向かい合わせ。

十一屋で選んだスパークリングを開けて乾杯した。


飲むごとに家内の饒舌が勢いを増して楽しい。


そうそうと日中に買ったコートやらセーターを着てファッションモデルみたいに気取っておどけ、ヨガの話ではいちいち席を立ってポーズを交えるものだから、わたしからすればライブでコントでも見ているようなものだった。


深夜に近い時刻。

二男が帰宅した。


そんな時間であっても、平然とかつ楽しげに家内はちゃんと食事の準備をし始める。

そこが家内の偉いところであり頭が下がる。


長男のときもそうだった。


家に帰ってきての楽しみは夜食。

息子らの胸のうちが分かっているから家内は最善を尽くし、だからうちの食卓は深夜にもっとも豪華なものとなる。


わたしの夕飯は前座に過ぎず、息子の夜食がメインと言えた。


この日、わたしたち夫婦はとらふぐ1パックを分け合ったが、息子はひとりで1パックを平らげた。

 

これから真冬。

寒さ増すごと、夜食の充実度も増していく。

これもまた長男のときと同様となる。

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2020年11月20日 朝 丹波篠山のこしひかり,鯛の塩焼きと蒸し豚

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2020年11月20日 昼 焼肉&鶏肉弁当

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2020年11月20日 夜 てっちり

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2020年11月20日 息子の夜食 てっちりと焼肉