KORANIKATARU

子らに語る時々日記

ほんまあいつええ奴やなあ

一気に春めいて汗ばむほどの陽気となった。

夕刻、セーターを羽織っただけで出かけた。

 

目がしょぼついて季節をカラダで感じた。

やはり今年も花粉症からは逃げられない。

 

症状の緩和には早目の対策が効果的だというから先手必勝。

そろそろ花粉が舞い始める、そう予感した2月当初から薬を服用している。

よく効く薬のおかげで今年も大過なきを得ることだろう。

 

以前は市販のアレジオンを服んでいた。

花粉症特有の症状は軽減されるが、喉が乾き、頭がぼんやりとした。

後者の症状の方がマシと言えたが、その一長一短にもどかしいものを感じていた。

 

ある春のこと、もりやまクリニックを訪れた。

そこで森山院長に勧められたのがデザレックスであった。

 

試しに服むとわたしのカラダに合致した。

花粉症の症状が抑えられかつ喉の乾きも頭重感も生じなかった。

積年の悩みが森山くんの助言によってあっさりと解決したのだった。

 

だから花粉の季節になると森山くんのことを思い出す。

そしてどういう偶然か。

この日、ルシアスで鮨をご馳走になっている席でたまたま森山くんの話になった。

 

彼の話題が出ると、行き着く言葉は決まって同じ。

あいつほんまええ奴やなあ。

 

そういえば先日も同様のことがあった。

吹田の訪問先で、このときもたまたま森山くんの話になった。

 

森山くんの名が出た瞬間、誰であれ気持ちが和んで眼差しに優しいものが満ちる。

久しぶりに会いたいな。

電話でもしてみよう。

そんな話になって、場は実にふんわりとしたものになっていった。

 

以前の日記にも書いたが星光生が有する心優しくて接しやすい雰囲気を説明するうえで森山くんほどうってつけの人物はいない。

ほんまええ奴やなあ。

会えばこの言葉の意味するところが一目瞭然だろう。

 

まもなく出会いの春。

新天地にて彼のような友人に恵まれれば目っけ物である。

 

ちなみに、大阪の針中野と言えば美味しい喜多方ラーメンの店があることで知られているが、そこから歩いて10分程のところにもりやまクリニックは位置する。

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2021年2月20日 あべのルシアス 鮨さわ田