KORANIKATARU

子らに語る時々日記

蝉が鳴いて夏到来

朝、蝉が鳴いて、家内と顔を見合わせた。

いよいよ夏が到来したのだった。

 

だから気分が盛り上がった。

 

初物となるバックコーラスに心を弾ませ、夏らしく冷やしそうめんをすすった。

蒸し暑さに一服の清涼が添えられて、この風情、まさに日本の夏の光景と言えた。

 

まもなく二男から電話がかかってきた。

朝一番、無事に食料が届いたとのことであった。

 

併せて、動画が送られてきた。

机の上でページを繰り、筆記具を走らせる。

二男の手元が映るだけの、見ようによっては単調で退屈な動画であったが、夫婦で見入った。

 

ちゃんと勉強もしている。

冗談めかしてはいるものの主張明確な彼なりのアピールだった。

 

これで家内は一日機嫌がいいのだから、食料のお礼として最も適切な対応とも言えた。

 

ほどなくして長男からの電話も鳴った。

用件は荷物のことではなかった。

アジア地区の選抜メンバーとして外資系金融機関のインターンに選ばれたとのことだった。

 

それはめでたい。

わたしたちは蝉より賑やかに歓喜した。

 

どこに縁があるか分からない。

これもまた貴重な選択肢のひとつ。

忙しい夏になるだろうが、皆で精一杯がんばろう。

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2021年7月6日 朝食

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2021年7月6日昼 鶴橋にて韓国料理

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2021年7月6日着 沖縄からマンゴー,28期松井教授から黒毛和牛