台風7号の進路が気になる。
お盆の真っ只中に近畿地方を直撃するかもしれない。
だから早めに墓参りすることにした。
朝、父を乗せ二人で向かった。
かつては同乗していた母がいま墓にいるいうことが不思議でならない。
霊園はかなりの人出だった。
すでに休暇に入った人も少なくないのだろう。
草をむしり水を撒き墓石を磨き、お供えを置いて線香を手向けた。
父が墓前にじかに座って、お供えの饅頭を食べ缶コーヒーを飲んだ。
同じものを食べ同じものを飲むことで、父は母と一緒にひとときを過ごしたのだった。
父を実家の前でおろし、事務所に入って業務に取り組んだ。
結構な数の業者が8月10日時点でお盆休みに入っていて、どことなく休み気分の拭えぬ一日となった。
夜、家内と二男と待ち合わせて三人で寿しいち徳を訪れた。
息子との共通の話題は大阪星光で、わたしは33期について話し二男は66期について話した。
そして、早稲田についても話題は共通。
先日の期末試験では、法曹を目指す女子友がいて結構助けてくれたのだという。
今度東京を訪れた際、女子友も招いてご馳走せねばならないだろう。
いち徳はかねてからわたしが家内におすすめしていた店だった。
食べて飲んで一人15,000円ほど。
これはお値打ちと家内は喜んでくれた。
年末は長男も連れてこようと帰途に就き、こうしてわたしたちの夏休みが幕を開けた。