KORANIKATARU

子らに語る時々日記

忙しさ半分、楽しさ半分でちょうどいい味加減

息子たちの身の回りの品を買い求め、春と紛うような陽気の土曜、家内は箕面の問屋街を訪れた。

そこで感じのいい春物のコートを見つけ、家内はそれがわたしに似合うと確信した。

 

それで日曜の朝、わたしは助手席に乗せられたのだった。

 

朝一番に出かけたから、早く着き過ぎた。

いくらなんでも張り切り過ぎだった。

 

セブンイレブンで買ったコーヒーを飲みつつ、車内で開店の時を待った。

おかげでコンビニのブレンドコーヒーもなかなかいけるのだと知ることになった。

 

開店と同時、まっすぐコート売場を目指した。

家内に促されるまま袖を通し、なるほどジャストフィットしてかなりかっこいい。

めっちゃ似合う。

家内は自身の直感の正しさを確かめるように何度も言った。

 

迷わず買い求め、そのついで売り出しとなっている衣類を幾つか選んだ。

そして用事が済めば長居は無用。

さっさと家へとクルマを走らせ家内は大阪へとジム&ヨガに出かけ、わたしは地元のジムへと足を向けた。

 

この土日が過ぎればまもなく金曜から3連休が始まる。

ここだけ切り取れば全9日のうち5日も休みになるから、しめしめといった話であって実に嬉しい。

 

駆け出しの頃であればこの9日間全部を仕事に充てていた。

短期に限ればそれでいいのだろうが長期で見れば無理がある。

 

何事もバランスが大事で、休むときにはしっかり休んだ方が仕事の質が向上する。

ここ数年はそう知って、休みになれば積極的に弛緩する。

 

月から木の4日間を走り抜き、カラダを預けるようにして金曜へとなだれ込む。

そうして2月が終わって3月になり、これまた楽しい予定が盛りだくさんで、春もやってくるから心浮き立つ。

 

もちろん仕事の予定も目一杯入っていて、忙しさ半分、楽しさ半分というところであるが、片方に傾くよりもその半々のブレンドが時間の味わいをよりよいものにしてくれる。

2024年2月18日質素な朝昼晩 土曜に続きジム後ノンアル