KORANIKATARU

子らに語る時々日記

帰国して数日で日本色に染め戻された

大型連休が終わり、業務では連日外回りが続いた。


初日火曜は明石へと向かい、すっかり見慣れた海岸線を新鮮な気持ちでじっくり眺め直し電車に揺られた。


普段なら明石での業務後に寄り道するが、この日は予約があったのでまっすぐ帰って家内と合流し、月一回の鮨たけ屋を訪れた。


やはり美味しい。

前日家内と訪れた寿司屋でも鮨たけ屋の話となった。


創作寿司で名を馳せる尼崎の老舗和幸寿司で腕を磨き、より一層の独創性を思う存分発揮するため鮨たけ屋の大将は若くして独立するに至ったのだという。


開店してまだ年数は浅いが評判が評判を呼んで注目の店になり、通い続けるのでない限りもはや予約が取れなくなった。


水曜は千林大宮にて業務を終え、本町へと移動する道すがら見かけたラーメン屋で昼を食べ、つい出来心で大盛りにしてしまったから夜は不要となった。


ラーメンだってかなり美味しい。

そう再認識した。


そして木曜。

箕面での業務の合間にガストで昼を済ませ、高槻にて男子職員らと合流し新規の客先を訪れた後で焼肉を食べた。


寿司に並び立つとすれば焼肉。

日本食不動の両エースと言えるだろう。


週のラスト金曜は西神にて業務してから吹田へと移動し、夜8時に終了となった。


吹田に寄れば鮨こにしの一択となる。

カウンターに腰掛けると女将に聞かれた。

GWはどこへ?


スペインと答え、自分で言っておきながら違和感を覚えた。

ついこの間のことなのにスペインでのあれこれが遠い昔のことのように感じられた。


ほんの数日ですっかり全身、わたしは日本色に染め戻されていたのだった。

2024年5月7日夜 西宮 鮨たけ屋

2024年5月8日昼 緑橋 薩摩ラーメン心羽

2024年5月9日昼 牧落 ガスト

2024年5月9日夜 高槻 けむり屋 牛力

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2024年5月10日夜 吹田 鮨こにし