金曜日夕刻、掃除屋さんが帰る頃を見計らって帰宅した。
家がきれいになって上機嫌な家内とともに向かうはジム。
クルマのなかでコーヒーを分け合ってBCAAを夫婦揃ってゴクリと飲み込んだ。
前日からの厳しい冷え込みのせいか人もまばらなジムでたっぷり90分カラダを動かして帰宅。
家内が夕飯の用意をする間、わたしは二人分のプロテインをシェイクした。
プロテインで結構お腹が膨れて食欲が満たされる。
家内が作ったおでんをちょこちょこ食べるがタコとすじ肉と玉子が絶品。
続いて手作り餃子をこれまたちょこっとついばんだ。
使っている肉が上等で白菜など野菜たっぷり、ニンニクが効いて台湾で調達してきたラー油で作ったタレが香ばしく焼き加減も絶妙。
絶賛に値する餃子であった。
結婚して今年で21年目を迎え子らが巣立って少なくともあと30 年は元気に過ごせるだろう。
何をして遊ぼうか。
赤ワインを注ぎ合いながら思い思い語り合う。
アジア諸国や欧州各国など旅の行き先を思い巡らせていると家内の携帯に長男からメッセージが届いた。
いま栃木を旅行中だという。
近場にも未踏の地が山ほどある。
そんな地も行き先に含めれば時間はいくらあっても足りない。
充実すればするほど時間は駆け足で過ぎていく。
30 年なんてあっという間。
遠からずこの二人の存在もプツリと消える。
そう思うとなんだかとても呆気ない。