よい習慣は暮らしに不可欠で、打者にヒットをかっ飛ばすためのルーティンがあるように、よい習慣によって会心の日々がもたらされる。
仕事を終えて帰宅し、家内とともにジムに向かった。
この日は二人で筋トレに励んだ。
筋肉にたっぷり負荷をかけた後のサウナは格別で、熱を吸って肉が一層強くみなぎる感じがたまらない。
ジムを出て、帰途、西宮阪急に寄って食材を選ぶ。
閉店間際になると値が下がり、それでこちらは目尻が下がる。
風呂も済ませてるので帰宅してすぐ食事する。
惣菜をテーブルに並べ、平日なのでわたしはノンアルで、家内はワイン。
運動すると気持ちが晴れる。
だから食事がおいしく会話も楽しい。
いつの間にか始まったこの「午後活」は、わたしたちの今後の時間をより良きものにしてくれるだろう。
仕事し運動し、よいものを食べしっかり眠る。
シンプルなサイクルを、夫婦という最小単位で回していく。
やはり多くは不要で、これでココロとカラダが調和するのだから、それで十分。
この先、何か波乱に見舞われたとしても、この好循環が推進力となって、なんとか平穏に向こう岸までたどりつけるに違いない。
吹けば飛ぶような最小単位であるが、気づけば23年もの歳月が経過した。
それでもまだまだ先は長く、現時点で折り返し地点にも至っていない。
ようやく助走期間が終わった段階と言え、今後は本格的にこの最小単位がヒット量産体制に入るのだと思う。