KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いつだって助け合う

先日の日曜日、駿台模試の帰りに息子は友だちらと連れ立った。 行き先は鶴橋の絆。 彼らの繋がりをそのまま名にしたような店である。 皆で肉をがっつき英気を養い、ラストスパートに向け互いを励まし合った。 そんな仲間と出会えたことが大阪星光学院による…

食が媒介となって会話が生まれる

日常の暮らしのなか、家内にとって大事な時間が二つある。 一つは朝。 家内が朝食を作り、キッチンカウンター越し息子との会話が行き交う。 リビングのオーディオから英語ニュースが流れるからか、その日の用事や今後の予定など日常に即したやりとりがもっぱ…

久々休んだ日曜についてただ書いただけの日記

洲本のイタリアンが予約できなかったので、そのままクルマを南へと走らせた。 どうせなら知らない街まで行ってみよう。 そう持ちかけると、助手席に座る家内も同意した。 先月は徳島を訪れた。 だから順番で言うと、今回は香川。 知らぬ街巡りの行き先は即座…

久々の日曜らしい日曜日

土曜日午後、京都での業務を終えこれでようやく一段落ついた。 自らを労い、帰途なんば駅でひとり祝杯をあげた。 この日曜日、ようやく休むことができる。 夕飯を食べつつ家内と休日の過ごし方を話し合った。 ちょうど朝日新聞夕刊の一面が淡路島に移転する…

家内の場合はギブが過多

以前は疲労を感じたときに限ってマッサージを受けていたが、ここ最近はどうであろうが木曜か金曜にカラダを揉んでもらうようにしている。 知らぬ間に蓄積した疲労に足を引っ張られることがなくなって、仕事能率はアップしている。 仕事が一段落し、この日の…

心の声に誘われて

明石での業務を終えての帰り道、ふと思いつき、新長田駅で途中下車した。 行き先は元祖平壌冷麺屋本店。 はじめて訪れたのは子らが園児だった頃のこと。 おいしい冷麺屋があると聞きつけてのことだった。 以来、その味に魅了され、家族でちょこちょこ通うよ…

いつだって家族と過ごす

業務の最終地点が天王寺。 仕事を終えて阿倍野正宗屋に向かった。 孤独な中年男子の憩いの場。 わたしはちょくちょく世話になっている。 カウンターに腰掛け定番を注文していった。 ビールを手酌でコップに注ぎ飲み干す。 孤独そのものといった姿であろうが…

心から楽しめることは身近にあった

連休だった4日間をすべて仕事に充てたので、それが明けても戸惑うことが全くない。 むしろ普段よりリズムよく仕事がこなせて快調。 といって、仕事が楽しいということではない。 「間に合わせて当然」、「ミスがなくて当然」、「成果が得られて当然」といっ…

始まりは白紙

始発で出て作業に勤しみジムで筋トレしビッグビーンズで買物して帰宅する。 前日同様に過ごすが、しかし、仕事の目鼻が整ってきているので気分はかなりいい。 完遂できる。 仕事を始める前、自身にそう言い聞かせるが、形になるまで一抹の不安を拭えない。 …

どのみちこのみち、わたしたちの子

日曜夕刻、ジムで一汗流してからビッグビーンズに寄り果物類を買って帰宅した。 風呂を上がると夕飯の支度が整っていた。 赤ワインを開け、まずはハムサラダに箸をつけ、続いて塩麹に漬けて焼いた手羽中を味わった。 かなり美味しい。 そしてメインはステー…

見慣れた時間を再訪した朝

土曜の朝、始発電車にひさびさ乗った。 車両のなか、幾人も見慣れた顔を見つけひとり懐かしんだ。 その昔、土曜であっても始発で仕事に向かうのが当たり前だった。 似たような境遇の人は少なくなく、そのうち幾人かと顔見知りになった。 もちろん言葉を交わ…

時間のなかに居を構える

秋の連休の頃には仕事から解放される。 そう思っていたが、羽根を伸ばせるのはしばらく先の話になりそうだ。 といってそれで困ることはなにもない。 じっくりと仕事ができる。 それを嬉しいと思うのだからこの仕事が性に合っているということだろう。 平日な…

今後ともよろしく

仕事を頼み始めて今月でちょうど15年。 今後ともよろしく。 そんなメッセージを事業主さんからもらった。 記憶は曖昧。 漠然と思う長い歳月が15年という数量にうまく結びつかない。 15年前と言えば、うちの長男が幼稚園に入ったばかりの頃である。 思い返せ…

あとになって沁みてくる

朝、息子を助手席に乗せ家を出た。 事務所だとコピー機が使いたい放題。 それで一緒に出勤したのだった。 拡大も縮小も自由自在。 好きなだけコピーでき、両面で出力することもカラーで出力することも思うがまま。 彼の勉強に役立つならコピー機も光栄という…

望みは小さく喜びは大きく

帰宅し家内の手料理を食べ、後は韓流ドマラ。 「ミスティ」の第10話を見ていると電話が鳴った。 長男からだった。 ただの雑談。 ドラマの再生を停めて恋愛談義に応じたが横で家内も耳を傾けている。 相手が善人かどうか。 男子としてはそこにだけに着眼して…

ある月曜日の記録

京都の仕事を家内に頼んだ。 内容をきちんと把握し、担当窓口への説明も必要だから、簡単な用事ではない。 しかし家内は易々とこなす。 慣れるまでは不安がよぎって、少しくらいは身構える。 それが普通だろう。 ところが、肩に力が入るどころか飄々としたも…

真面目気質が取り持つ仲

晴天の日曜日、夜まで仕事し帰宅した。 掃除に洗濯そして買物、家内も一日家事に勤しんだようであった。 どちらも真面目気質。 だから調和が生まれるのだろう。 もし片方が連日遊び歩くような者であったら、フェアではないと関係に亀裂が生じたに違いない。 …

仕事の合間、ただ書いただけの日記

土曜も帰宅は平日同様の時間となった。 このところ忙しい。 日曜日も仕事である。 が、休日の方がはるかにはかどって楽しいから、まるでレジャーに出かけるみたい始発で事務所にやってきた。 ぶっ通しで仕事してまもなく午後3時。 まだまだ行ける。 この分…

業務の隙間時間にただ書いただけの日記

空港地下道を抜けた先には、伊丹工業団地が一帯に広がっている。 そこが金曜の最終業務地となった。 一時間ほどで打ち合わせを終え、コンビニの駐車場で待つ家内のクルマに乗り込んだ。 週末は家でゆっくり食事しようと話が決まり、帰途、パル西宮で買物する…

芦屋で思い出の小窓が全開になった

大阪北港に企業団地がある。 夕刻の業務がそこであったので家内にクルマで送ってもらった。 半時間ほど家内を待たせ、そのまま帰途についた。 軽く蕎麦でも食べて帰ろうと話が決まり、大開から阪神高速に乗り湾岸線を走った。 深江で降りて芦屋に向かう。 途…

家事の合間に英会話

朝6時、家内が活動を開始した。 弁当の支度をしながら朝食を作り、合間の30分、英会話のレッスンを受講する。 人気講師を予約するには時間を問えない。 だからこのように家事の合間に突如イングリッシュタイムが差し挟まることになる。 家内の明るい声を聞…

飽くこと知らぬ親バカ二人

家内が事務所に顔を出したので、クルマに乗せてもらうことにした。 途中で買い物しようと話し合っていたが、スーパーに寄るのを失念し気づいたときには自宅が目の前だった。 面倒なので夕飯を外で済ませることにした。 家を通り過ぎて向かうは西宮ガーデンズ…

引き出しづくりの谷を出て

塾からの帰り道、一緒に駅まで歩く友だちができたという。 他愛のない話をするだけであっても、一人で夜道を歩くより気が晴れる。 そんな話を息子から聞いて親はただ嬉しい。 どんな話をするのだろうか。 内容について想像を巡らせる。 息子の話題の引き出し…

どのみち、わたしたちの子

週末どこにも出かけなかったので夕飯くらいは外で食べようと、台風10号の影響で雨脚強まるなか家内の運転で西宮ガーデンズに向かった。 午後6時過ぎ。 予想に反し人出が多く、いつもはがら空きの店もすべてが混み合っていた。 刺身の店と牛タンの店の両方に…

仕事の合間ただ書いただけの日記

週末だが仕事をこなす。 今週だけでなく来週も土日を仕事に充てないと立ち行かない。 どこに出かけようか。 家内とそんな話をするが、しかし話だけ。 実現するのは4連休到来の頃になるだろう。 しばらく遊べないが苦ではない。 ああしてこうしてと遊んで終…

孫二人は自身の蘇りのようなもの

川繁で鰻を買って実家に向かった。 父がひとり晩酌の時間を過ごしていたので、そこに混ざった。 母は公園で仲間とウォーキングしているという。 酒を注ぎ合って気づく。 ずいぶんと腕が細くなった。 例えば、バーベルを買ってベランダで持ち上げる。 壮年時…

内に行けば行くほど安上がり

午前中にジムを済ませ、夜はオンラインでヨガと英会話に取り組む。 このところ家内の時間構成がそのようになっている。 仕事の手伝いに来ていた家内の運転で帰途につき買物を済ませ、家でヨガする家内と別れ、わたしはひとりジムに向かった。 夕刻、見慣れた…

向こうから見ればここは未知

ちょうど一年前のこと。 なんばパークスで家内と映画『アラジン』を観た。 界隈で最も居住感に優れたシートにもたれ、童心に返って大いに楽しんだ。 その後、駅前の市場寿司で食事し会津屋で息子の夜食を買った。 そんな素朴な過ごし方が気に入ってこれから…

しんどいことが隠し味

タイ古式マッサージを120分受け終え、家内は家でまどろみの中にあった。 だから、ジムへはわたし一人で向かった。 若者らに混ざってわたしも筋トレに力を入れた。 苦しい反面、気持ちがいい。 だから続けることができる。 負荷と戯れつつ、考えた。 負荷があ…

春夏秋冬で言えばいまは秋

家内の運転で帰途についた。 この日、家内は事務所の用事を手伝って茶屋町あたりを歩いた。 大いに昔を懐かしんだという。 外資系企業で受付のキャリアを積み20代後半、家内はヤンマーの受付として働いていた。 だから茶屋町は庭のようなものだった。 久々、…