KORANIKATARU

子らに語る時々日記

もう一人のわたしが見ている

誰に対して何をしているのだろう。 ふとそんな疑問がよぎった。 舞台は、デスクの上に置かれたA3ノート。 鉛筆で書き並べた課題を赤で囲み、終えるごとに青で潰していく。 いろいろな用事をこなすなか、ノートに未記載の課題を遂行することがある。 その場合…

突出が突出を求めて東へ向かう

学校を終えた後、塾に寄る。 学校も別々なら塾も別々。 それぞれ相性というものがある。 学校だけで不足はないが、他に接点あるのも悪くない。 塾には塾の顔ぶれがあり刺激になるし、教わることは糧になる。 それは親でも同じこと。 昨日わたしは保護者とし…

不思議な縁で幸の分量が増していく

体調すこぶるよく、カラダを動かせば動かすほど興にのってきてカラダが動く。 呼気が勢い増してリズムよく刻まれ熱くなる。 運動することで、餅をつくみたいに気力の粘り気が強くなる。 仕事人に運動は不可欠だろう。 ジムを終え風呂も済ませる。 前日の蒸し…

雨降る金曜、夫婦で五鉄

梅田で仕事を終えて携帯をみると、家内からメッセージが入っていた。 夕飯でも食べて帰ろう、とあった。 大阪駅へと続く歩行者デッキで待ち合わせた。 ルクアの地下に面白そうな店がたくさんあるというのでつき従った。 ルクア地下2階。 確かに興味そそられ…

歌声に宿る魔力

FMCOCOLOでは今月Elton Johnの曲がヘビロテされている。 帰り支度しているとI Guess That's Why They Call It The Bluesが流れて手がとまった。 しばし聴き入る。 帰途、SpotifyでElton Johnの曲を流しながら電車に揺られた。 学生時代の思い出がいくつもよ…

関わる人すべての幸せについて考える

事情は分からないが電車に遅れが生じていた。 ちょうど帰宅ラッシュの時間帯。 ホームは人で溢れ返っていた。 やってきた電車は瞬く間に満杯となった。 そしてすし詰めのまま留め置かれ、待てど暮らせど発車する気配がない。 いつ果てるともない沈黙に車内は…

この日は予選からのスタートとなった

ある会合に呼ばれた。 知らぬ人ばかりのなか放り込まれることもたまには必要だろう。 男は誰だって人見知りする。 わたしだって例外ではなく、だから当然緊張し身構える。 どれだけ場数踏もうが、未知の方々を前に気楽に臨めた試しはない。 案内されたAテー…

睡眠が最大の防御

昔と異なり自分から誘って飲みに行くことはほとんどなくなった。 もちろん嫌いな口ではないので、誘いがあれば他に約束がない限り二つ返事でお供する。 受け身だからだろう、飲みの機会はどんどん減っていまでは飲み友達も数えるほどしかいない。 家内もその…

負けは負けでも負けから学ぶ

前日飲み過ぎた。 日曜の朝なのに、倦怠感伴う寝起きとなった。 若い頃ならそのまま惰眠をむさぼったかもしれない。 が、中年も半ばを過ぎると、無為に一日過ごすことが苦痛になる。 人生の貴重な一日。 たとえ雨降る日曜であろうと、何かしらの収穫は求めた…

福効医院開院10周年記念パーティー

帝国ホテル四階、撫子の間。 定刻午後六時、福効医院開院10周年記念パーティーが開宴となった。 乾杯の発声はこの人をおいて他にない。 天六いんちょの兄貴分、宝塚やすもと内科クリニック院長の安本先生。 田中内科クリニック院長である田中先生が司会を務…

過去が未来と出合う地点

スポティファイで80年代の音楽を聴きつつトレッドミルで走る。 流す映像はヴァーチャル・アクティブ。 眼前にはシアトルの海沿いの道。 視覚を通じ諸感覚が活性化され現地の空気がここに吹き込んでくる。 まるでそこにあるかのよう、わたしはシアトルを疾駆…

言葉遣いに人柄がにじみ出る

息子同士が同じ幼稚園。 そんな縁で付き合いが始まった。 卒園後、別々の小学校に通い、別々の塾に通い、そして別々の男子校に通ういまも互い行き来が絶えず、息子同士は言うに及ばず、母同士の交流も深まるばかりで厚い友情が保たれている。 先日はうちの家…

一歩外に出るといろんなおまけがついてくる

昼食に出ようと腰を上げたそのとき、弁当を持って家内が事務所に現れた。 おいでおいでと手招きしていた頭のなかのカツ丼に別れを告げ、わたしは会議テーブルの端に腰掛け弁当と対峙することになった。 美味しいには違いないが、惜しむらくは量が少ない。 前…

強固に焼きついた記憶は夫婦して同じ

雨降り続く夕刻、家内と事務所で待ち合わせて帰途についた。 家内が注文していた夕飯を近所の寿司屋で受け取り、クルマに乗り込んだ。 雨滴がワイパーによって撹拌されて、前方の景色がおぼろとなってその輪郭が丸みを帯びる。 そこに色とりどりの光が照射さ…

目線の先には味方がいる

生きていればいろいろなことがある。 何もないのなら死んだも同然。 いろいろな事に見舞われるのが生きて在ることの本質なのだろう。 平穏無事を願うのも、実はいろいろあるからこそであり、七曲署の電話が鳴り止まないのと同じこと、わたしたちの七曲署にも…

子らに安眠妨げられた夜

ジムで大いに張り切ったせいでほどよく疲れ、夕飯の際、ビール2缶でまぶたが重たくなった。 豚しゃぶの肉はぺろり平らげたが、山盛りの野菜は完食できず途中リタイヤ。 早々にリビングを後にした。 連休は終わり連日の酒宴もこれで一旦幕が下ろされる。 再…

口火切って放たれた話題は図書館

各自ジムを終えて夕刻、福島で待ち合わせた。 路肩にクルマを停めてすぐ、家内の姿が助手席のウィンドウ越しに見えた。 予約は午後6時。 蕎麦まき埜に向けクルマを走らせる。 走行時間5分ほど。 名店は目と鼻の先にあった。 店構えからして趣きあり、中に…

充実のゴールデンウィーク

こどもの日、二男ご一行は有馬を訪れ湯につかるのだそうである。 昨日はデーゲームでタイガースを応援するなど、学校の友人らと連れ立ってゴールデンウィークを満喫している。 そんな二男とは対照的。 わたしは大半の時間を長男と一緒に過ごしている。 時折…

的が定まると眼中外のエリアがでかくなる

スマホから顔をあげるとそこは伊丹だった。 20時11分発、西明石行きの電車に飛び乗ったはずなので、伊丹駅に着くなどあり得ないことだった。 急ぎ下車し引き返すため向かい側のホームへと階段を駆け上がる。 気に留めることなく聞き流した車内アナウンスがよ…

母親に内蔵されるアラームとセンサー

連休の谷間、仕事がさっさと片付いたので早めに引き上げた。 雨なのでお迎えよろしく、と家内からメールが届く。 西宮北口に向けクルマを走らせた。 この日、甲子園では阪神対DeNA戦が行われる予定であったが、雨で中止となった。 観戦を楽しみにしていた下…

家族の恒久平和に焼肉は欠かせない

ゴールデンウィークの谷間。 朝の道路はがら空き。 平日なのにまるで休日。 クルマがすいすい走って通勤が快適であった。 昼間も同様。 行楽モードの出で立ちが目立って休み風情がそこかしこ漂っていた。 オセロと同じ。 休日に挟まれれば、れっきとした平日…

家内に二人の用心棒

前夜の牛肉とは打って変わり、この夜ベランダで焼かれたのは豚バラ。 上の息子は学校帰りに勉強中で、下の息子はガーデンズでひとり映画鑑賞中。 二夜続けて夫婦で食卓を囲むことになった。 冷やしてあった白ワインを開けて乾杯。 Spotifyから送られてくる音…

遊ぶばかりが能ではない

夜9時前、帰途についた。 横に座る上の息子と映画「ゲット・アウト」について意見交換しながらクルマを走らせる。 相手の人格を一顧だにしない。 人を機能としてだけ見てその内面を平然と軽んじる思想が、生理的な恐怖として迫ってくる。 人種差別の本質に…

中身がないから膨らませてないと萎む

朝日新聞『平成とは』シリーズは必読だろう。 まもなく終焉を迎える平成という時代の輪郭と色合いが簡潔にまとめられていてとても分かりやすい。 自らが置かれた時代を把握しておくことは「次」を考える上で不可欠。 次代に向け走り始めた子らにとってこそ有…

後半戦に向けての立て直し

世間はゴールデンウィーク。 そのおこぼれで少しはゆっくりできる。 今朝は食事の用意ができるのを待ちながら新聞に目を通し土曜朝のひとときを家族と過ごした。 明太子パスタを残さず平らげ、弁当を持って職場に向かう。 空は快晴、絶好の行楽日和。 気持ち…

息子の目標はわたしの目標

今津駅の手前にうどん屋があった。 空腹も限界に達していたのでこれ幸いと立ち寄った。 焼肉丼に蕎麦。 そこに天ぷら1尾を追加した。 お腹ふくれて心も満ちた。 今日もよく頑張った。 自らをねぎらいつつ電車に揺られる。 事務所に戻ると、家内の姿があった…

他と比べるとまだまだ

同窓会副会長であるセノー君に聞いた。 23期や43期の方が動き早くて企画も多い。 学校ホームページの同窓会各期だよりを覗いてみた。 セノー君の言うとおり。 43期による卒後20周年同窓会の案内がすでに掲示されている。 33期が卒後30周年について話し合うよ…

持つべきものは友、ああ楽ちん

この日は長堀橋にあるイタリアンの店ペッシェ・ロッソ。 昨年、大阪星光大忘年会で学校内に出店し料理振る舞った名店である。 オーナーは30期。 そこに33期が7名集まった。 卒後30年の集いが9月16日に行われる。 その企画について話し合う、それが名目の飲み…

つむじ風ボーイズ

終業の場所は梅田。 たまたま近くにいた家内をピックアップし家路についた。 家に着いて夜8時過ぎ。 翌日、仲間と集まっての飲みなのでお酒は飲まずに過ごそうと思ったが、上等もののチョリソーやらハムやらがさらりと焼かれ香ばしく、そこに句読点があって…

一筋縄では行かず茨の道

夜10時、普段は一人で帰るがこの夜は上の息子が同乗していた。 いつもは一人で聴く音楽を二人で聴きつつ、夜、照明も控えめになった日曜の街路をしずしず走る。 父子横並び。 ぽつりぽつりと会話する。 受験の話、将来の話、そして昔話になった。 クルマとい…